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HSPの会社勤め 業務の心得をまとめてみた
HSPの会社勤めではさまざまなことに疲弊しがちですね。
普通に暮らしていても日々の刺激に疲れてしまうHSP気質です。
刺激の応酬である会社での仕事にどう向き合っていくか。
自身もHSPでありながら組織で働いている私が
HSPが会社で働くための心得をお伝えします。
第2回は業務に関する心得をまとめてみました。
HSPの会社勤めの心得 HSPの大敵「マルチタスク」

HSPの会社勤めの心得で業務においてはマルチタスクの問題が避けられません。
周りの些細な事柄を刺激に感じてしまい、疲弊してしまいがちなHSPの方は
マルチタスクが苦手なのではないでしょうか。
マルチタスクとはいくつかの業務を同時に進めていくことで
一部限られた職種を除いてはマルチタスクは働く上で避けられないのかもしれません。
いくつか進行中の案件を抱えて業務を行なっていたり、1つの仕事をしている途中で急に別の仕事をしないといけなくなったり、よくあることですよね。
私自身、典型的なマルチタスクの業務になっており、1つの業務をしているだけという日は1日もありません。
Aを行なっている途中でBの業務が発生しBが終わる間も無く次はCの案件が入る。元々予定していたDの業務も今日やらねば……。
途中になっている案件がどこまで進んだか忘れそうになることもよくあります。
HSPは些細な刺激に敏感で人より疲れやすい傾向があります。
ひとつの業務でも神経を使っているのに
それが複数になって疲弊し、業務の精度もおちてしまいますね。
HSPはマルチタスクが苦手である。
私は経験上そう考えています。
HSPの会社勤めの心得 マルチタスクを乗り切る方法①

思い切ってマルチタスクが少ない職に変えるというのが一番良い方法です。
それがマルチタスクが苦手なHSPが刺激を減らして業務を行える最善です。
しかしそんな簡単に職を変えることもできないですよね。
職を変えるのは後々の目標にするとして、実践的な方法を考えてみましょう。
まず初めからマルチタスクがわかっている場合。
とても初歩的なことですが、計画を立てることです。
例えば1日の内で3つ業務があれば、その3つを行う時間を決めてしまうということ。
何も計画なしに流動的にこなそうとすると集中が途切れたり意欲が削がれたりします。
そこで時間を決めて業務の計画をしていると少し楽になることができます。
Aの業務を10時〜11時とした場合、その間は他の業務をせずにAに集中する。
Aの時間が終わればスパッとやめて次はBに集中する。
HSPはひとつのことに集中すると作業しやすいです。
手帳やスマホなどに業務のリストだけ作っておいて
ひとつの作業をしているときは他のことは考えない。
これが一番HSPが働きやすい方法です。
HSPの会社勤めの心得 マルチタスクを乗り切る方法②

次に急に仕事が増えてしまうパターン。
元々マルチタスクの概要がわかっていると計画も立てやすいのですが
急に業務が増えてしまうとどうしようもできません。
そういった環境で働いているHSPにおススメな方法があります。
例えば8時間の勤務であれば2-3時間分の業務のリストを作っておく。
8時間も働いていてたった2-3時間分しか働かないのと思われるかもしれませんが
働いている間は急な大きな業務が入らなくてもなんだかんだで時間を消耗しています。
結果生産的なことができているのが2-3時間であることもよくあることです。
また2-3時間の業務であっても思った以上に量をこなせたりしてそれが達成感にも繋がったりします。
想定していた以上に業務が進めば先に進めばいいですし、予想外のマルチタスクで厳しければ次の日に回すのも手です。
いずれも1日あたり2-3時間の業務量なので負担にはならないはず。
もちろんそんな考えだと仕事が終わらないという人もいるかもしれません。
ひとつ試してみてほしいのが、その業務にどのくらいの時間がかかっているか把握すること。
経験上、思ったより短い時間でできたり
計画してないせいで余計に時間がかかることもよくあります。
自身の働いている環境で試せそうであれば一度試してみていただきたいです。
まとめ
HSPはマルチタスクが苦手であると同時に
ひとつのことに集中できる状況にあれば、その能力を発揮できると考えています。
前に書いた会社勤めでの人間関係のハックも合わせて
HSP気質の組織で頑張っている人に役立てて欲しいです。
ただ業務にしろ人間関係にしろ
あまりに劣悪であると
普通に過ごしているだけでも刺激で疲れてしまうHSPにはおススメできません。
本当につらいときには逃げ出すことも生きる術ですので
穏やかにゆるく生きられるよう、これからも試行錯誤していきましょう。
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