心と体の健康づくりというのはHSPでなくとも非常に大切なことです。
HSP気質を持っている方は些細な刺激に敏感になりやすい特性があります。
知らず知らずのうちにストレスとして積み重なると、体調を崩してしまいます。
過去にうつを患ったこともあり、なんとか精神的に健康でいたいと思いながら暮らしているわけですが、その中で気づいたことを今回はまとめてみたいと思います。
心と体は別々のようでお互いに関係しあっています。
当たり前のことと思われるかもしれませんが
心と体の健康づくりができずに体調を崩してしまう人が多いのも事実です。
心と体の健康づくり① 体の状態は心の状態に影響する

心と体の健康づくりについて、まずは体が心に与える影響です。
うつを患ったときにいろいろ試した中で一番効果があったのが、家の近くをただ歩くだけの散歩でした。
散歩は体を動かす行為であり、あまり負荷もかからないので楽しく続けられることが出来ました。
散歩することはストレスを減らす行動であるらしいです。
ただひとつ注意したいのは楽しく続けられるかということです。
自分自身は散歩することが楽しみになっていたので、続けることができて、いい結果になったのだと思います。
もし散歩が苦痛なのに健康に良いからと無理やり続けるのは逆にストレスになります。
体を動かすことは大事ですが、散歩でなくてもいいわけです。
ストレッチやヨガなどでも大丈夫です。
何か軽いものでも体を動かす習慣を作っておくと良いでしょう。
じっとしているより体を動かしたほうが気分的に楽になる感覚は誰もが持っているのではないでしょうか?
元々、人間は体を動かすことで生活を営んでいました。
体を動かさないと食料である獲物は捕らえられないし、近代になっても食料を買うために移動しなければならなかった
つい最近まで、肉体労働をしてお金を稼がないといけなかったのです。
現在はとても便利になりました。
ネット通販で何でも買えて、娯楽もたくさんあります。
極論を言ってしまえば一歩も外に出ず過ごすことも可能になってきました。
ただそれは元々の人間の体の型に反しているとも言えます。
体をあまり動かさなくても生活できる今こそ少しでもいいので体を動かすという行為を意識して行ってみましょう。
心にも影響が出るように思えるのです。
心と体の健康づくり② 心の状態もまた体に影響する

心と体の健康づくりについて、次は心が体に与える影響についてです。
心の状態が体の状態に影響するのはよく知られていますよね。
体が健康体であっても仕事やプライベートでのストレスが蓄積すると心の状態が不安定になります。
気分が落ち込んだり、イライラしたり、誰でも経験はありますよね。
上手くストレスを発散できる方法を持っていれば、心の状態も回復していきます。
逆にストレス発散が上手くできずにいるとストレスが蓄積していって、うつ状態になったりします。
その状態が長く続くとうつ病になってしまうわけです。
またストレス発散のために暴飲暴食やお酒の飲みすぎをしてしまう人もいます。
結果、内臓系の病気になってしまうことはよくあることです。
ストレスを発散して心の状態が回復できていれば、暴飲暴食やお酒の飲みすぎも無いかもしれません。
つまり心の状態が悪いと体にも悪影響を与えるということです。
特にHSP気質を持っていると普通に暮らしているだけでストレスが溜まってしまう。
またそれが引き金になって負のループが生まれてしまう。
どこかで断ち切らないと堂々巡りの繰り返しです。
心や体の健康づくり③ 自分にあったストレス解消法を見つけておく

心と体の健康づくりに大切なことは、自分なりのストレス解消法を持っておくということです。
心や体に良いことはメディアなどで何かと取り上げられがちです。
ネット社会の今、「〇〇は健康に良い」や「○○はメンタルに良い」という情報はたくさんあります。
ただそのストレス解消法が全て自分に合うとは限りません。
ジョギングが心と体に良いという話はよく聞きますが、ジョギングすることが本人にとって苦痛であれば意味がありません。
逆にストレスになったり、無理をすると足を痛めたりするでしょう。
ジョギングをやってみて気持ちがいいのであれば生活の中に取り入れればいいのです。
健康に良い食品の情報もよく見ますよね。
ただその食品が自分があまり好まないものであれば、逆にストレスになります。
また甘いスイーツが好きなのに健康に悪いから我慢すると、スイーツが食べられないことがストレスになってしまいます。
それならいっそ食べ過ぎない程度にスイーツを食べて喜びを感じたほうがよくありませんか?
最初はネットからの情報で構わないのでいろいろ試してみて、自分にあったストレス解消法をみつけていくのはいかがでしょうか。
他におすすめのストレス解消法の見つけ方があります。
子どもの頃に夢中だったことを思い出してみることです。
歳をとったり、社会人として生きていくとだんだんシンプルに楽しむという時間が減っていくと思います。
例えば子どもの頃、絵を描くのが好きだったなら、簡単でいいので絵を描いてみる。
そのときに自分がどう思うかです。
子どものときに好きだったものは形は変わっても今も好きなはずです。
私の場合は音楽を聴くこと、文章を書くことがシンプルに楽しい時間であります。これは子どもの頃から変わっていませんが、仕事が忙しかったりすると忘れていたりするんですよね。
今はこうやってブログを書いたり、新旧洋邦問わず音楽を楽しんでいます。
心や体に良いとされていることをいくつか取り入れてみたり、子どものときに好きだったことを思い出してみたりして自分なりのストレス解消法を見つけていきましょう。
自身が気持ちよかったり、心地よかったりするものを見つけ出すことが出来れば、紙やスマホに書き出しておくことをおすすめします。
ストレスを感じた時に見返して心と体の健康づくりに役立ちましょう。
まとめ
心と体の健康づくりについてまとめてみました。
積極的に自分なりのストレス解消法を作っていきたいものですが、
心と体が不調なときはだれでもあります。
それは仕方ありませんし、自分を責める必要もありません。
少しずつ無理のない範囲で自分なりのストレス解消法を見つけていく。
繊細で疲れやすいHSP気質の方はもちろん、そうでなくても社会で生きていくのは大変なことかもしれません。
自分を守る方法を持っておくとストレス社会では役立つと思います。
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